MARIA SANTANGELO(マリア・サンタンジェロ社)は、マリア・サンタンジェロ女史により1953年ナポリにて 創業いたしました。溯るとナポリは18世紀ごろスペインの王国に統治されて大変繁栄しており、技術の高 い職人の技が磨かれていったと言われています。シャツ職人もその一つで上等な生地に針を刺せる職人が多かったと言われています。

マリア女史は工房を立ち上げる前、祖母の代からシャツ作りに携わり忠実にその頃の職人のシャツ作り を守っているうちの一人です。現在はそんなナポリでも、工場に生地が入りシャツとなって箱に入って同じ工場から出荷するまでを一貫して行っているファクトリーは彼ら以外には1,2社となってしまっている現状があります。70才を過ぎてもなおメガネもかけず大型の機械に頼らず生地をカットするマリア女史の姿は、 惚れ惚れするものがあります。現在もその技術を受け継いだ子供たちと約30名の職人により運営されています。

当初はOEMのみの展開であったマリア・サンタンジェロ社もここ10年くらいで自身のブランドを世の中に出 す方向も強化しております。有名メゾンのOEMで培った確かな技術をバックグラウンドに徐々に拡大しつつあります。

手を通していただいたらその着心地の良さは体が忘れないとメンズのファンの方々はおっしゃいます。運針の細かさ、ストライプやチェックなどの柄合せ、細部に渡り細やかな仕事が見られます。

近年、「真面目でいいシャツ」だけのイメージを払しょくすべく紙タグや箱、生地選びなど若々しくモダンなイメージを打ち出して行っております。

Maria Santangelo(マリア・サンタンジェロ) オフィシャルサイト
http://www.mariasantangelo.it/